自転車でペルー
ーアンデスからアマゾンへー ツアーレポート

2008年4月24(木)〜5月5日(月)



◆ 5/1 アンデスからアマゾンへ その3

ゴールのアマゾンに向けて走る。
風景だけでなく、人の顔立ちや暮らしも山岳地帯とアマゾンでは全然違う。
空気を人を肌で感じることのできる自転車はやっぱりスゴイ!


早朝、ペルーの国鳥でもあるアンデスイワドリが見られるということで、散策がてら観察小屋に出かけた。
泊まった宿は、アマゾンでバードウォッチングをしたい人には知られているらしく、
他のグループはアメリカからのバードウォッチャーだった。
夜に、ろうそくの明かりで、図鑑などを見ながら、熱心にミーティングをしていた。


そして本日もアマゾンライドの始まり・・・!


道の両側に野生の生姜が生い茂る道を下る。
ジンジャーロードと名づけた!

シタ系の葉っぱが、とにかくデカイ!


谷間を走っていたのが、どんどん開けて、平らになってくる。
すでに標高は700mほどまで下りた。
ここから南米大陸の東側(大西洋側)までは、まっ平なジャングルが
続いているとか。アマゾン、恐るべし・・・。


突然、村が現れた。アマゾンの開拓者の村だ。
アンデスのケチュア人とは違う人たちだ。
こんな奥地にも人が暮らしていることに感激。   


村から外れると、バナナなどの農園が広がる。

ここではケチュア語の「イマイナーヤ」ではなく「オーラ!」



村の自転車屋さんを訪問。

S-WORKSが100ドル???


村ではサッカー大会を開催中。
その炊き出し(?)にちょっとおじゃま。



鶏の揚げ物。おいし〜!!!


これはコカの葉っぱを干しているところ。 



今日も自然の中で、格別のランチ。


コックさんがいつも朝早くから仕込んでいて
到着するとすぐにおいしい料理を出してくれていた。

ランチ後、再びペダリング。
そしてアマゾンが見渡せる展望ポイントでゴーーーーーール!




ホントにアンデスからアマゾンまで走ったんだぁ〜〜〜〜〜!
ブラボ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!


 
アマゾンの小さな村の宿で、ペルーのライドを締めくくった。
サポートスタッフも含め、みんなで旅の無事を祝った。
サル〜〜〜〜!(乾杯)



ビールを飲んで(犬にも飲ませて)、一緒に放心状態のニワ・・・。


ちなみに・・・
サポートスタッフはケチュアの人も多く、彼らはビールを指につけて、空に向かって弾き、
そして少しだけ大地に注いだ。彼らの神は、今でも大地であり、空であり・・・。
チベット人と同じ仕草だ!



去年の下見のときから、一緒にこの旅の構想を練ってきたラウールとは、
特別な思いでハグしあった! (あ、サルは宿のペットです)



夕食では、サポートスタッフも含め、
みんなで思い出を語り合った(涙)




夕食に出たアマゾンならではのサカナ。
そう、ピ・ラ・ニ・ア〜!


夜更けまで、ギターを弾きながらたくさん歌って、たくさん語って・・・

ペルーバンザイ! 自転車バンザイ!


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