自転車でペルー
ーアンデスからアマゾンへー ツアーレポート
 
  
2008年4月24(木)〜5月5日(月)



◆〜 4/28 インカトレイル〜標高4500mからのダウンヒル

インカ帝国は、首都クスコから放射状に道を広げて、統治したことが特徴だといわれる。
その道が「インカトレイル」だ。マチュピチュ遺跡に向かう道がトレッキングルートとしても
よく知られているが、それ以外にもたくさんあるのだ。今回走ったのも、そのひとつ。
アンデスを越えてアマゾンに向かう峠までクルマで上がり、そこからインカの名残を感じながら下ろうというものだ。




標高4500m!!!なんだか空気が薄い〜!


最初はダブルトラックを下る。岩肌がド迫力。

そしてインカトレイルのシングルトラックへ。
リャマくんも「ちわ〜っす」


このトレイルは、今もアンデスの人々の生活道。
スタッフの1人に教えてもらったケチュア語の「イマイナ〜ヤ」で挨拶すると、
明らかに笑顔が違う。


こんなところにも人が暮らしているのがスゴイなぁ。
でも「こんなところ」ってのは、考えてみると失礼な話。

『アンデス・ヒマラヤ 高地民族の世界』(山本紀夫 ナカニシヤ出版)によると、
高地に住む人は、こちらの方が病気にもなりにくいし、
家畜を飼うにも適しているので、高地が快適だと思っているとか。



左は今年、会った女の子。右は去年の写真。
同じ子かなぁと思って写真を撮らせてもらったけど、どうかなぁ???



去年は乾季だったので、赤茶けていたけれど、
今年は雨期明けくらいで緑が多い。そこに赤い色の服がよく映えるんだなぁ。
イマイナ〜ヤ!



走行途中でランチ。


コックさんが作ってくれたおいしいパンとハムのサンドイッチ。 








3000m台になると、木々が多くなり、やがて森になる。そんなことを一気に体感できるのは自転車ならでは。


〆は温泉。
温水プールくらいのぬるさが心地よい。
あ、みんな水着着てますよ!


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