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自転車で行くチベット・ラサ & 自転車で行くヒマラヤ縦断 ツアーレポート 2006年4月29(金)〜5月13日(土) |
![]() 『チベットの旅は自転車に限る!』 これ、今回の旅の最中も、そして帰ってきてからも、ずーっと感じたこと。今回のツアーは、第1ステージと第2ステージの2部構成。第1ステージはラサ近郊で、のんびり農村めぐり。そして第2ステージカラダもハードだけれど、その分の感動もスゴイぜのヒマラヤ越え。 【第一ステージ】 第1ステージで印象的なことをひとつ、といって思い浮かぶのは(いろいろあり過ぎて、選ぶのが大変ですが)、畑の中の道を走っているときのこと。ボクが先頭で走って、農作業をしている村人たちに「タシデレ(こんにちは〜)」と声をかけようとしたら、その後ろから、参加者の皆さんが、どんどん声をかけている! 「今日は××村から自転車で来ました」 「いい天気ですね〜」 「これはヤクですか?」 なんて、他愛もない会話なのですが、いつの間にか、ボクのチベット語をマスターしてる。いわゆる普通のチベットツアーといえば、大型の観光バスで有名なお寺を回る、という感じでは。でも、自転車に乗るということは、カラダをチベットという世界にさらけ出すことであって、自然に彼らの中に飛び込んでいけるのだと強く感じました。うーん、自転車ってスゴイ! そして彼らとすれ違うとき。その道は旅行者が通らないところなので、チベタンたちは興味を持って、じーっとこっちを眺めてくる。そこに片言のチベット語と、世界共通の「笑顔」さえあれば、一瞬で緊張の糸(?)は切れ、一気に通じ合ってしまう! それはお寺(観光地)周辺の物売りたちから、値切ってお土産を買うというコミュニケーションとは全く違うもの。畑の傍らに腰を下ろし、彼らにお茶を勧められながら会話する姿を、ちょっと遠めで見ながら、「こんなふうにチベットを感じてもらいたかったんだなぁ」と思いつつ、密かに涙していたのでした・・・。 みなさんの好奇心にも脱帽でした。来年はあのときに撮った彼らの写真を届けてあげよう。 |
ツェタンのホテルで昼食後、自転車でお散歩に。 |
自転車の負担をかけすぎない運動量が高所に体を慣らすのに役立ちます! |
ホテルに頼んで朝ご飯にバター茶とツァンパ(チベットの主食・麦焦がしのようなもの)を出してもらいました。チベットでツァンパとバター茶を実際に飲んだ人、どのくらいいるでしょ・・・? |
走行スタート地点までバスで移動。お水をいっぱい飲んで、1時間に1度はトイレ(大地!)へ行きます。これ高所反応を引き起こさないために重要!クビからペーパも重要!? |
チベット語で一緒にお経を唱えたFさん。 |
そしてみんなで走り始めました。 |
休憩すると大人も子供も集まってきます。 |
「ウン●ストリート(?)」を走り抜けます。 これはチベットの貴重な燃料です。 |
途中、羊の群れに遭遇したり・・・。 |
こ〜んな風景の中を走っていって・・・ |
峠を越えて・・・ |
キャンプ地へ向いました。 |
到着すると、キャンプスタッフがテントも夕食も全部用意して私たちを迎えてくれました。 |
手をのばすとすぐに届きそうなところに星がありました。 |